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日本代表・守田英正「移籍を邪魔する人が…」クラブ幹部批判の可能性も

守田英正 写真:Getty Images

 プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)は、スポルティングCP移籍熱望を明かしているが、クラブ側の対応に困っているかもしれない。5日、トルコメディア『birinci GUNDEM』が伝えている。

 守田英正の去就を巡っては、先月はじめにスポルティングCPが同選手獲得にむけてCDサンタ・クララとの交渉を進めているとポルトガル紙『O JOGO』が報道。その後、クラブ間交渉の状況が再三にわたり伝えられていたほか、先月下旬にはポルトガル紙『レコルド』がブンデスリーガのVfBシュツットガルトとの交渉入りを報じていた。

 その中、ポルトガル紙『A BOLA』が今月5日に守田英正のコメントを掲載。本人がスポルティングCP移籍の可能性について「スポルティングCPの話は一生に一度のチャンスですし、ポルトガルに来ることを決めた最初の日から思い描いていたことです。興味があることは聞いています。僕としては、自分のキャリアの中で新しいチャレンジが必要ですし、そのことはすでにクラブの関係者に伝えています」と明言したと伝えていた。

 しかし『birinci GUNDEM』の報道によると、守田英正本人は「残念ながら、サンタ・クララの内部で僕の移籍を邪魔する人がいます」と語っていたとのこと。『A BOLA』ではCDサンタ・クララに対する否定的なコメントが紹介されていない。

 ポルトガル紙『O JOGO』は今月4日、CDサンタ・クララとスポルティングCPの交渉状況について「スポルティングCPが提示額を350万ユーロ(約4億7000万円)まで引き上げたが、CDサンタ・クララは500万ユーロ未満で売却するつもりがない。また、CDサンタ・クララは将来の売却益の20%を受け取ることを保証するように求めている」と報じている。

 なお、守田英正は昨年9月にスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェ移籍間近に迫っていると伝えられていた。しかし、CDサンタ・クララはクラブ名こそふせたものの、移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたことを明かし、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じる姿勢を打ち出していた。