
日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会出場に王手をかける中、今月24日に敵地でオーストラリア代表と対戦する。その大一番では明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山に所属するFWミッチェル・デューク(31)が日本代表の前に立ちはだかるかもしれない。5日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。
日本代表はカタールW杯アジア最終予選の開幕戦でオマーン相手に0-1と敗れるなど序盤は苦戦を強いられたが、昨年10月に行われたオーストラリア戦での劇的勝利を皮切りに5連勝。先月1日開催のサウジアラビア戦で2-0と勝利して首位サウジアラビアとの勝ち点差を「1」に縮めている。
一方、オーストラリア代表は昨年10月12日に埼玉スタジアム2002で行われたカタールW杯アジア最終予選の日本戦で0-1と敗戦。その後もサウジアラビアや中国相手に引き分けに終わるなど、勝ち点の取りこぼしが目立っている。そして今年1月27日開催のベトナム戦では4-0で勝利したものの、先月1日のオマーン戦で2-2のドローに。この結果、グループBの2位日本との勝ち点差が「3」に広がっている。
『FTBL』はオーストラリア代表のストライカーの現状について説明。Aリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティに所属するFWジェイミー・マクラーレン(28)が直近2試合で先発出場していたが、新型コロナウイルス感染拡大により2年間延期していた結婚式の開催を今月末に予定しており、グラハム・アーノルド監督に特別免除を求めているという。
また、セレッソ大阪に所属するFWアダム・タガート(28)については「昨年末に膝の手術を受けた。現在もリハビリを続けているため、J1リーグ開幕から公式戦4試合を欠場している」と伝え、日本戦出場に懐疑的な見方を示している。
その上で「アーノルド監督がマシュー・レッキーをセンターフォワードとして起用しない限り、ファジアーノ岡山のミッチェル・デュークが最も明白な選択肢として残る」とデュークの日本戦先発出場を予想している。
なお、メルボルン・シティ所属のFWマシュー・レッキー(31)は左ウイングを主戦場としているものの、先月以降はリーグ戦7試合で6ゴール1アシストをマーク。今月2日開催のパース・グローリー戦でも1ゴール1アシストの活躍を見せていたが前半終了間際に負傷して途中交代となっている。
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