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橋本拳人ロストフ退団の可能性をロシアメディア報道!FC東京復帰望む声も減俸必至か

橋本拳人 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーしていた日本代表MF橋本拳人(28)は、ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のロストフ退団に向かっているようだ。3日、ロシアメディア『DONDAY』が伝えている。

 橋本拳人は2020年7月にFC東京からロストフへ完全移籍。海外挑戦1年目の2020/21シーズンは6ゴールをあげたものの、ひざの負傷によりリーグ戦で14試合の先発出場にとどまっていた。そして今季は開幕からリーグ戦7試合つづけてスタメン出場していたものの、昨年9月中旬に筋肉系トラブルにより戦線離脱。1カ月後に復帰したものの再離脱により昨年11月以降は公式戦全試合でメンバー外となっている。

 そんな橋本拳人は先月24日にインスタグラムで「色々とニュースで出てると思いますが、僕も何が起きてるか詳しくは把握出来てません。身の危険は感じていませんし、生活も特に変わらず、練習も普通に行われてます。試合は3日後に行われる予定でしたが、空港が閉鎖されたため不透明という感じです。正直この先何が起きるか少し怖いですが、僕は何も出来ないので試合に向け準備するだけです」と投稿。ロシアがウクライナへの軍事侵攻を展開する中、ファンに無事であることを報告していた。

 また、ベルギーメディア『VOETBAL』は先月28日、ウクライナ情勢を受けて国際プロサッカー選手会(FIFPro)が国際サッカー連盟(FIFA)に対してロシア国内クラブ所属の外国人選手に対してシーズン途中での契約解除を無条件に認めるよう求めていると伝えていた。

 その中、『DONDAY』は「ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のデニス・ハジカドゥニッチ(23)につづき、5選手がロストフを去るかもしれない」と報道。ハジカドゥニッチについて「契約を破棄して母国に戻った」と伝えるとともに「アーミン・ギゴヴィチ、ポントゥス・アルムクヴィスト、橋本拳人らにハジカドゥニッチの例に倣う可能性がある」と主張している。

 橋本拳人に対しては、日本国内のサッカーファンからJリーグ復帰、さらにはFC東京復帰を望む声が上がっている。ただ、昨年12月にロシアメディア『161RU』が伝えたところによると、同選手はロストフで週給1万6000ポンド(約240万円)、年俸換算で83万2000ポンド(約1億2400万円)を受け取っている。橋本拳人がJリーグに復帰する条件のひとつとして減俸受け入れがあるかもしれない。