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川崎移籍チャナティップが日本へ出発!今月末に新天地に合流へ

チャナティップ・ソングラシン 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌から川崎フロンターレへ完全移籍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)が15日、日本にむけて出発した。『Khaosod』などタイ国内の複数メディアが伝えている。

 チャナティップは2017年夏、タイ・リーグ1(タイ1部)のムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌へ1年半のレンタルにより加入。2018シーズンにミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで主力としてチームをJ1リーグ4位に導くと、翌2019年に北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍。2021シーズンは負傷による離脱期間こそあったものの、J1リーグで23試合に先発出場。攻撃陣の主力としてチームを支えていたが、今月11日に川崎フロンターレへの完全移籍が正式決定している。

 そんなチャナティップはJ1リーグ2021シーズン終了直後にシンガポールへ移動。タイ代表の一員としてスズキカップ(東南アジア選手権)を戦った後は、しばらくタイ国内に滞在すると、今月15日午前にスワンナプーム国際空港から日本行きの便に搭乗している。

 同選手はスワンナプーム国際空港でタイ国内メディアの取材に対して「14日間の隔離期間中に使用するトレーニング機材をフロンターレが準備してくれている。隔離期間終了後のコンディションは100%ではないかもしれないけど、ベストを尽くすよ。僕の目標はこれまでと変わらず、Jリーグのタイトルを獲ることだね」と新天地での意気込みを語っている。そして川崎フロンターレで着用する背番号を問われると、「おそらく18番だろうね」と一言コメントを残して旅立った。

 日本政府は新型コロナウイルス感染拡大の水際対策として、入国者に対して2週間の隔離期間を設けている。そのため、チャナティップは今月末に川崎フロンターレのチームに合流するものとみられる。