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香川真司にトルコ移籍の可能性が!すでにPAOKが退団発表

香川真司 写真提供: Gettyimages

 元日本代表MF香川真司(32)は今月18日、ギリシャの強豪PAOKテッサロニキの退団が正式決定している。そんな香川真司は再びトルコに新天地を求める可能性があるようだ。20日、トルコメディア『HABERVELI』が伝えている。

 香川真司は今年1月にPAOKへ加入すると、今夏に移籍が噂された中で残留。しかし、9月12日開催のギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節・PASヤニナ戦で先発出場した際、60分に迎えた決定機でシュートを外すと、ラズバン・ルチェスク監督の構想外に。外国籍選手枠の兼ね合いもあり、PASヤニナ戦以降のほぼ全試合でベンチ外となると、今月18日に来年6月まで残っていた契約を解消することで合意に達していた。

 再び無所属状態となった香川真司の去就について、ギリシャ国内の複数メディアは先月、セレッソ大阪復帰の可能性について「セレッソ大阪がフリーでの獲得を望んでいるため、PAOKが少額の移籍金を要求する場合には獲得を諦める可能性がある」と報じていた。

 しかし、PAOKが契約解除に踏み切ったため、セレッソ大阪は移籍金を支払うことなく同選手を獲得することが可能となっている。ただ、選手サイドはJリーグ復帰ではなく、欧州での現役続行やメジャーリーグサッカー(MLS)挑戦を望んでいると伝えられている。

 その中、『HABERVELI』は「白黒のユニフォームで汗を流したカガワが、再びベシクタシュに戻る道を切り開いた」と報道。スュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュが香川真司の再獲得に向かう可能性があると主張しているが、現時点では具体的な動きやオファーの有無等については明らかになっていない。

 なお、香川真司は2019年1月31日にボルシア・ドルトムントからベシクタシュへレンタル移籍により加入。2月3日のアンタルヤスポル戦でデビューすると、途中出場からわずか16秒後にゴールを決めたことで話題を呼んでいた。