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「Jリーグに掘り出し物が…」セルティックの補強戦略をOB絶賛!古橋亨梧の去就にも言及

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は7日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第13節・ダンディー・ユナイテッド戦で2ゴールをあげてチームの勝利に貢献した。その中、セルティックOBであるケニー・ダルグリッシュ氏は、新戦力獲得におけるセルティックの戦略を称賛している。グラスゴーの地元紙『グラスゴータイムズ』が伝えている。

 古橋亨梧はダンディー・ユナイテッド戦で先発出場すると1-0で迎えた19分、右サイドからのクロスに頭で合わせて追加点をあげる。そして3-1で迎えた50分にはポルトガル人FWジョタ(22)からのクロスを左足でゴールマウスに流し込み、2点目をマーク。同選手は61分で途中交代となったが、セルティックは4-2で勝利している。

 古橋亨梧の活躍に注目が集まる中、現役時代にセルティックとリバプールで活躍したケニー・ダルグリッシュ氏は、「セルティックの成功の要因はキョウゴにある。彼はとても優れた選手だ。確かセルティックは450万ポンド(約6億9000万円)で獲得していたと思うが、すでに素晴らしいビジネスになっているように見える」と語っている。

 そしてセルティックが再びJリーガーの獲得に動いているという噂については「アンジェ(・ポステコグルー)はJリーグにいた時からキョウゴのことを知っていたし、(Jリーグから)もう1、2人の獲得を狙っていると言われているけど、とても理にかなっていると思うよ。そこに掘り出し物があるのは明らかだし、セルティックはその可能性に注目している。もちろん、成功すれば他クラブからも注目されるわけだし、キョウゴが狙われていても誰も驚かないと思う」と移籍市場におけるセルティックの戦略を評価するとともに、古橋亨梧の去就にも言及した。

 なお、古橋亨梧はセルティックと2025年6月までの4年契約を結んでいるが、先月にサウサンプトンからの関心が伝えられるなど、早くもプレミアリーグ移籍が噂されている。

 また、セルティックは今冬の移籍ウィンドウで、横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)や川崎フロンターレの日本代表FW旗手怜央(23)を獲得する可能性が伝えられている。