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「会ったことはないが…」三笘薫を森岡亮太が称賛!日本人選手がベルギーを選ぶ要因も語る

三笘薫 写真提供: Gettyimages

 MF森岡亮太(30)を擁するシャルルロワSCは、今月6日に日本代表MF三笘薫(24)の所属するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと対戦する。その中、森岡亮太はハットトリックを達成して注目を集めている三笘薫に対する印象を語った。4日、ベルギー紙『LE SOIR』が伝えている。

 三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、東京五輪男子サッカー競技に出場した後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。

 同選手は9月12日開催のジュピラー・プロ・リーグ第7節・KRCヘンク戦でデビューすると、フェリス・マッズ監督のもとで途中出場が続いていた。その中、先月16日のジュピラー・プロ・リーグ第11節・セラン・ユナイテッド戦では0-2であり、かつ退場者を出して1人少ない状況の中、後半キックオフからピッチに立つと、ハットトリックを達成。逆転勝利の立役者となると、その後のリーグ戦2試合では先発出場している。

 そんな三笘薫について、森岡亮太はベルギーメディアのインタビューにおいて「私は彼に会ったことはありませんが、彼のことについては他の選手からいろいろと話を聞いていますよ。彼は多くの資質を持っていると思いますよ。ブライトンが彼を獲得したのですが、(イギリス国内で)プレーするために必要なビザがなかったため、ベルギーにレンタルで来ましたね」と語っている。

 くわえて、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の舞台で多くの日本人選手がプレーしていることについては「ベルギーは、日本人がヨーロッパでのキャリアをスタートさせるための素晴らしいステップですね」とコメント。日本人選手が成功を収めるために必要な場所であると主張している。

 なお、森岡亮太は今季ここまでリーグ戦全13試合で先発出場。先月29日開催の第13節・オイペン戦では、レバンテのスカウト陣がスタンドから見守る中、0-0で迎えた77分に右サイドからオーバーラップから先制ゴールを演出するなど、チームの勝利に大きく貢献している。