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「残留の瞬間に立ち会えないのが…」横浜FC小川慶治朗が渡豪!新天地の合流時期は…

ヴィッセル神戸在籍時の小川慶治朗 写真提供:Gettty images

 明治安田生命J1リーグの横浜FCは2日、Aリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズへ期限付き移籍したFW小川慶治朗(29)の日本出発を公式発表している。

 小川慶治朗は昨季までヴィッセル神戸一筋のキャリアを歩むと、今年1月に横浜FCへ完全移籍。今季はここまでリーグ戦12試合に先発出場していたが、今夏の大型補強の影響を受ける形で出場機会が減少。9月18日開催の第29節・FC東京戦を最後にリーグ戦での出番がない中、ウェスタン・シドニーへ来年6月までのレンタル移籍により加入することが先月15日に決まっていた。

 横浜FCは公式ツイッターアカウントを通じて、同選手が2日にもオーストラリアにむけて出発することを発表。小川慶治朗本人は「移籍が決まって残留の瞬間に立ち会えないのがすごく残念ですが、しっかりオーストラリアから残留の瞬間を見届けたいと思います。僕もオーストラリアで頑張ってきますので、みなさん一緒に頑張りましょう!本当に短い間でしたけど、ありがとうございました。行ってきます!」とコメントを残している。

 これには、横浜FCのサポーターから「行ってらっしゃい!」、「応援しています!」、「怪我に気を付けて」などと数多くの激励の言葉が届いている。また、ウェスタン・シドニーの公式ツイッターアカウントが手を握り合う絵文字でメッセージを送っている。

 オーストラリア政府は現在もオーストラリアに到着する全ての渡航者に対して、ホテル等の指定施設における14日間の自己隔離を義務付けている。そのため、小川慶治朗は今月16日以降に新天地でチームメイトと顔を合わせることになりそうだ。

 なお、ウェスタン・シドニーは小川慶治朗の他に、かつてレアル・マドリードに所属していたスペイン人GKトマス・メヒアス(32)の獲得も公式発表しているほか、エバートンやマンチェスター・シティでプレーしていた元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(30)の獲得にも近づいている。