Jリーグ ファジアーノ岡山

岡山デューク、日本戦黒星の悔しさあらわに…首位サウジとの直接対決へ意気込みも

清水エスパルス在籍時のミッチェル・デューク 写真提供:Gettyimages

 オーストラリア代表は12日、埼玉スタジアム2002でFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・日本戦に臨んだものの、1-2で敗れた。明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山に所属するFWミッチェル・デューク(30)はSNSを通じて悔しさをあらわにしている。

 オーストラリア代表はカタールW杯アジア2次予選を8戦全勝で終えると、最終予選でもここまで中国、ベトナム、オマーン相手に勝利。W杯予選での連勝記録を「11」まで伸ばすなど、好調を維持していた。また、デュークは最終予選3試合でいずれも後半途中からピッチに立っており、中国戦とオマーン戦ではゴールを決めるなど、スーパーサブとしての役割を果たしていた。

 しかし、オーストラリア代表は日本代表との一戦で、前半8分にMF田中碧(23)から先制ゴールを奪われると0-1で前半を終了。ただ、後半20分にMFアルディン・フルスティッチ(25)がMF守田英正(26)にペナルティエリアよりわずかに外側の位置で倒されてフリーキックを獲得。これをフルスティッチに決めて同点に追いつく。

 ところが後半40分に途中出場のFW浅野拓磨(26)にシュートを放たれると、これをGKマシュー・ライアン(29)がセーブしたものの、こぼれ球が右ポストに当たって跳ね返ったところをDFアジズ・ベヒッチ(30)がオウンゴール。終盤に勝ち越しを許して1-2と黒星を喫した。また、デュークは後半17分から出場したものの、ゴールを決めることはできなかった。

 そんなデュークは13日に自身のインスタグラムアカウントを更新。日本戦でプレーする自身の姿をアップするとともに「日本戦での結果は残念だった! だけど、僕たちは来月の試合にむけてこの敗戦から学び、ハードワークをして、再び軌道に乗るよ」と意気込みを語った。

 これには、オーストラリア代表サポーターから多くの激励のメッセージが届いているほか、日本のサッカーファンからも「日本とオーストラリアが通過することを祈ってます」というコメントが届いている。

 なお、オーストラリア代表は来月11日にここまで4戦全勝で首位を走るサウジアラビアとの直接対決に挑むほか、16日には中国戦を控えている。