イタリア代表の一員としてEURO2020に臨んでいるローマのDFレオナルド・スピナッツォーラには、レアル・マドリードやバルセロナなど複数のビッグクラブが関心を寄せている。しかし、同選手は2日に開催された準々決勝・ベルギー戦での負傷により長期離脱を強いられるようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在28歳のスピナッツォーラは、EURO2020でグループステージ第1節・トルコ戦と第2節・スイス戦でフル出場。そして決勝トーナメント1回戦・オーストリア戦では延長前半に先制ゴールをアシスト。フル出場で見事チームの勝利に貢献したほか、この一戦ではトルコ戦につづいて2度目となるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されていた。
スピナッツォーラはベルギー戦でも先発出場していたが、後半途中に右足を痛めてピッチを後にしていた。『スカイスポーツ』の報道によると、同選手は右足のアキレス腱断裂の可能性が高い模様。離脱期間については現時点で明らかになっていないが、少なくともEURO2020における残り全試合を欠場することはほぼ確実とのことだ。
また、スピナッツォーラは今大会での活躍もあり、バルセロナ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマンから関心を寄せられていた。欧州トップレベルのクラブへ移籍するチャンスがあっただけに、今回の負傷離脱は非常に大きなダメージを与えるものになりそうだ。
なお、イタリア代表はベルギーを2-1と下しており、スペインが待ち構える準決勝への進出を果たしている。
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