ミランとローマは、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティを巡る争奪戦を繰り広げているようだ。22日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
ベロッティの去就を巡っては、トリノとの現行契約が来年6月までとなっているが、現時点で新契約締結への動きに進展はない模様。また、トリノのウルバーノ・カイロ会長は先日、同選手に対する新契約の内容について条件面の見直しを行わない考えを示したため、同選手が今夏退団に向かっているものとみられる。
ベロッティには以前からミランとローマが獲得に興味を示していたが、両クラブともに移籍金1500万ユーロ（約20億円）+ボーナスという条件でオファーを提示した模様。ただ、トリノは3400万ユーロ（約45億円）を求める構えを見せているようだ。
なお、ベロッティは2015年夏にパレルモからトリノに加入すると、強靭なフィジカルやゴール前での決定力を武器に前線でレギュラーに定着。直近2、3シーズンでは一時期不調に悩まされることもあったが、今季はリーグ戦で33試合に先発出場し13ール7アシストをマーク。くわえて、同選手はほぼ全試合でゲームキャプテンを任せられていた。
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