バルサMFコウチーニョにプレミアリーグ復帰の可能性が！52億円でオファー準備と報道

　バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョはリバプールに在籍した過去を持っているが、今夏に再びプレミアリーグに舞台を移す可能性があるようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

　コウチーニョは2018年1月にリバプールからバルセロナへ完全移籍により加入。その後、2019年夏にバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルにより加わると、昨季はブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠達成に貢献したが、昨夏にバルセロナへ復帰している。

　また、同選手は今季ロナルド・クーマン監督のもとで公式戦14試合に出場し3ゴール2アシストをマークしていたが、昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。そして今月にはブラジルへ帰国し再手術に踏み切っていた。

　現在28歳のコウチーニョはバルセロナとの契約期間を2023年6月まで残しているが、ここにきてリバプールのライバルクラブであるエバートンが獲得に興味を示している模様。また、エバートンは移籍金として4000万ユーロ（約52億円）を用意していると報じられている。

　なお、バルセロナは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、財政面で問題を抱えていると伝えられており、今夏のマーケット期間で複数選手の放出に踏み切るものとみられる。