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Cロナウド、ユベントスからレアルへ今夏復帰も!スペイン紙が報道

クリスティアーノ・ロナウド 写真提供: Gettyimages

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今夏にレアル・マドリードへ復帰するかもしれない。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ロナウドは2018年夏にレアル・マドリードから1億1200万ユーロ(約146億円)という巨額の移籍金を伴う形でユベントスに加入。セリエA初挑戦の1年目にはリーグ優勝に大きく貢献していたほか、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16・アトレティコ・マドリード戦2ndレグでハットトリックを達成。0-2というビハインドから逆転での準々決勝進出の立役者となっていた。

 しかし、アンドレア・ピルロ監督のもとで今季に臨んでいるユベントスは今月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦2ndレグで3-2と勝利したもののアウェイゴール差で敗退。また、インターナショナルマッチウィーク前のセリエA第28節・ベネベント戦では0-1と敗れると、この試合におけるパフォーマンスに対して周囲から批判の声が上がっている。

 ロナウドとユベントスの現行契約は2022年6月まで残っているが、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がレアル・マドリードにコンタクトをとったことにより、古巣復帰の噂が飛び交っている。また、ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)はベネベント戦後に同選手の残留を強調するコメントを残しているが、『マルカ』はレアル・マドリードから正式なオファーが届けば本人はスペイン復帰を選択すると主張している。

 ユベントスは今季残り試合でミラノやインテル、ナポリとの直接対決を残しているほか、4月中旬にはコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦を控えており、これらの試合における結果がピルロ監督やロナウドの去就を左右するという見方が広まっている。