Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

ヴァンフォーレ甲府一筋の橋爪勇樹が現役引退。今季からコーチに「甲府は引退しません」

ヴァンフォーレ甲府のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府は25日、DF橋爪勇樹が2020シーズンをもって現役引退すること、および今季からアカデミーコーチに就任することを公式発表している。

 橋爪勇樹は山梨学院大学から2013年にヴァンフォーレ甲府へ入団。プロ3年目の2015シーズンに公式戦24試合出場と出番を増やすと、翌年には29試合でピッチに立っていた。レギュラー定着には至らなかったものの、2017シーズンのJ2リーグ降格後もヴァンフォーレ甲府にとどまり、チームの貴重な戦力であり続けたが、昨季終了後に契約満了を告げられていた。

 同選手は現役引退、そしてアカデミーコーチ就任について「プロサッカー選手を引退することになりました、橋爪です。プロサッカー選手として過ごすことができた8年間で、サッカー選手としてはもちろん、人間としてもとても成長することが出来たと思います。近くで応援してくれる人達がいて支えてくれる人達がいる甲府だからこそ成長できたんだな、と改めて思いました」

 「甲府一筋で出来た事、本当に幸せに思います。なのでまだ甲府一筋でいさせてください。現役は引退しますが甲府は引退しません。僕がプロで学んだこと、成長したことを今度は子供たちに伝えて、バトンを繋げていけたらいいなと思います。今度は違う角度から更に甲府を盛り上げられるように尽力し、セカンドキャリアでも日々成長できるように頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。