リーグ・アン パリ・サンジェルマン

トゥヘル解任のPSG、ポチェッティーノ監督就任を公式発表。契約期間は1年半も…

マウリシオ・ポチェッティーノ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、トーマス・トゥヘル監督の後任としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏を招へいしたことを公式発表している。

 PSGは2018年夏にボルシア・ドルトムントを率いた経験を持つトーマス・トゥヘル氏を招へい。昨季は国内タイトルすべてを手中に収めたほか、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝まで駒を進めていた。しかし、今季はUEFAチャンピオンズリーグでグループステージ突破を果たしていたものの、リーグ戦では17試合を終えた時点で首位オリンピック・リヨンから1ポイント差の3位に甘んじていたこともあり、昨年末にトゥヘル監督を解任。一部では同監督とクラブ首脳陣の関係が良好でなかったことが指揮官交代の原因であるという声も上がっていた。

 トゥヘルの後任には、現役時代に2年半にわたりPSGに在籍した経験を持つマウリシオ・ポチェッティーノ氏の名前がかねてから上がっていたが、PSGは年明けの2日に正式に同氏の監督就任を発表している。同監督の契約期間が2022年6月末までとなっているが、1年延長のオプションも付帯されているようだ。

 ポチェッティーノ氏は2014年からおよそ5年間にわたりトッテナム・ホットスパーを率いており、2018/19シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝まで導いている。そのトッテナムで同氏とともに仕事をして、現在はインテルで出場機会を失っているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの去就にも今後注目が集まるだろう。