Jリーグ ベガルタ仙台

ベガルタ仙台、今季主将をつとめたシマオ・マテら3選手の残留決定!

ベガルタ仙台のホーム・ユアテックスタジアム仙台 写真提供:GettyImages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は28日午後、モザンビーク代表DFシマオ・マテ、MF松下佳貴、GK小畑裕馬の3選手と契約更新を行ったことを公式発表している。

 ギリシャの強豪であるパナシナイコスやスペインのレバンテに在籍経験のあるシマオ・マテは2019年にカタールのアルアハリからベガルタ仙台に加入すると、相手ストライカーに劣らないスピードや強靭なフィジカルを武器に仙台のディフェンスラインをけん引。今季は主将を務める中、公式戦19試合に出場していた。

 同選手は来季もベガルタ仙台でプレーすることについて「来シーズンもベガルタ仙台の一員として、プレーすることとなりました。私はこの特別なクラブ、ユニフォームのために全力を尽くします。ファン、サポーターみなさんの存在はとても重要であり、勝利するためには必要不可欠です。来年もタフなシーズンになる事が予想されますが、選手、スタッフ、サポーター、クラブに携わるすべての人力を合わせればどんな困難も乗り越えられるはずです。また共に戦いましょう。それでは良いお年をお迎えください。カニマンボ」とコメントを残している。

 松下佳貴は2019年にヴィッセル神戸から完全移籍により加入すると、移籍1年目の昨季は公式戦29試合でピッチに立ち、今季は8月に右ひざの靭帯損傷という大怪我を負ったこともあり公式戦14試合の出場にとどまっていた。同選手はベガルタ仙台残留について「今シーズンも熱い応援ありがとうございました。チーム、個人共に難しく、悔しい1年でしたが、応援が力になり、戦い抜くことができました。来シーズンはこの悔しさを糧に、いい結果を残せるようにみなさんと共に戦いたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 小畑裕馬はベガルタ仙台の下部組織から2019年に2種登録されると、U-19日本代表に選出。今季からトップチームに昇格し、公式戦8試合でゴールマウスを守った。同選手はベガルタ仙台で迎えるプロ2年目にむけて「引き続きベガルタ仙台でプレーできるよろこびをプレーで表現し、来シーズンはサポーターのみなさまとたくさんの勝利を分かち合えるよう、覚悟を持って戦います。今後も熱い応援よろしくお願いいたします」とコメントを残した。