セリエA ジェノア

セリエA19位ジェノア、マラン監督解任が確実に。後任には4度目となる…

ロランド・マラン 写真提供:Gettyimages

 ジェノアはロランド・マラン監督の解任に踏み切ることがほぼ確実になったようだ。20日、イギリス『スカイスポーツ』をはじめ複数メディアが伝えている。

 昨シーズン17位と降格圏と4ポイント差で辛うじてセリエA残留を果たしたジェノアは、昨年12月から指揮を執っていたダビデ・ニコラ氏と契約を更新することなく、カリアリを率いていたロランド・マランを招へい。しかし今季は開幕節・クロトーネ戦でこそ白星を飾ったものの、以降はリーグ戦で一度も勝利できておらず、20日に行われた第13節では今季セリエBから昇格したベネヴェントに0-2と敗れていた。

 この試合後、マラン監督は記者会見を行っておらず、エンリコ・プレツィオージ会長が指揮官交代を決断した模様。近日中に公式発表されるものとみられるが、後任にはダビデ・バッラルディーニ氏が就任するようだ。また、同氏は過去に3度ジェノアを率いており、直近では2017年11月から2018年10月まで指揮を執っていた。

 なお、ジェノアは第13節終了時点で勝ち点7しか獲得できておらず、降格圏の19位に沈んでいる。今回で4度目の監督就任が濃厚となっているバッラルディーニ氏だが、シーズン後半戦にむけてチームを立て直すことはできるのだろうか。