プレミアリーグ 移籍

ウィリアンを巡って「ノースロンドンダービー」勃発?

ウイリアン 写真提供: Gettyimages

 アーセナルとトッテナム・ホットスパーの両チームは、チェルシーに所属するブラジル代表FWウィリアンを今夏の補強リストに加えた模様だ。11日、英紙『サン』が報じている。

 ウィリアンのチェルシーでの契約は今年6月末までとなっており、いまだに同クラブと新契約を締結していない。報道によるとウィリアンはクラブに留まりたいと思っているものの、チェルシーは同選手が希望する3年契約に難色を示しており、今夏フリートランスファーでの退団が濃厚であるとされている。

 そんな同選手の獲得に名乗りを挙げたのが、ノースロンドンに本拠地を構えるアーセナル、トッテナムの両チームだ。かつて師弟関係であったトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は同選手を高く評価しており、クラブに獲得希望をすでに伝えたようだ。さらに、ウィリアンの親友であるブラジル代表DFダビド・ルイスが所属しているアーセナルもフリーでチームを強化できる同選手の動向を深く追いかけており、ウィリアンの代理人とすでにコンタクトをとったとのこと。

 ウィリアン本人はもし移籍となった場合、家族と一緒に7年間生活してきたロンドンのチームを希望している模様。果たして、ウィリアンの希望は実現するのであろうか。