プレミアリーグ

マンC対アーセナル戦が延期に…新型コロナに感染したオーナーと選手が接触

エディアハド・スタジアム 写真提供: Gettyimages

 プレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ対アーセナルの一戦が新型コロナウイルスの影響で延期することが決まった。11日、英紙『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 今、世界へと感染が拡大している新型コロナウイルス。欧州サッカー界への影響も大きく、セリエAは4月3日まで中止が決定。ラ・リーガも今週末の試合は無観客での開催が決まっている。そんな中、アーセナルの選手が新型コロナ感染者と接触していたことが分かり、プレミアリーグでも初めて試合が延期することが決まった。

 感染者というのはギリシャ1部オリンピアコスやイングランド2部ノッティンガム・フォレストのオーナーを務めるエバンジェロ・マリナキス氏。先日、エミレーツ・スタジアムで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでオリンピアコスと対戦したアーセナルだが、複数選手やクラブ関係者がマリナキス氏と接触していたため、アーセナルは政府のガイドラインに従い14日間、選手やスタッフを自宅で自主隔離させることを発表。そのため、日本時間12日に開催予定だったシティ対アーセナル戦は延期することが決まった。