リーグ・アン 移籍

ベンゼマ、キャリア終盤は古巣でプレー?

リヨン所属時代のべンゼマ 写真提供:Gettyimages

 レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマの古巣オリンピック・リヨンがベンゼマに復帰を呼び掛けているようだ。3日、英紙『サン』が伝えている。

 リヨンの下部組織出身の選手で2009年夏までリヨンに所属していたベンゼマ。同チーム所属時代には148試合に出場して66ゴール27アシストを記録していた。そして今回の報道によると、リヨンはベンゼマの復帰に動き始めているようだ。

 リヨンは昨年夏の移籍市場でもベンゼマの獲得に動いていたが、リヨンのジュニーニョSD(スポーツディレクター)は「彼と一緒にキャリアを終えることをカリムに提案したい。私たちはテキストでチャットしてきた」と今でも連絡を取り合っていることを明言。続けて「私たちと一緒に2年間プレーして、若い選手たちと一緒にトレーニングしてほしい。彼は私たちのリーダーになれる。カリムが自分のキャリアをホームで終えることは夢だからね」とベンゼマにラブコールした。

 しかし、ベンゼマは今のマドリードに欠かせない存在。今月で32歳になる同選手だが、今季は公式戦18試合で14ゴール6アシストを記録している。

 そんなベンゼマとマドリードの契約は2021年夏まで。フランスに戻るのはそれ以降となりそうだ。