マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは今夏にレアル・マドリードへ移籍に向かう場合、大きな問題を抱えることになりそうだ。現地時間21日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ポグバは今季、ジョゼ・モウリーニョ監督との不仲により、昨秋にユナイテッド退団に関する報道が過熱していた。ただ12月にオーレ・グンナー・スールシャール氏に指揮官が交代して以降は主力として先発での出場機会を確保している。
ただそれでもポグバは今夏のクラブ退団は既定路線という見方は周囲で広まっており、移籍先の候補としてレアル・マドリードが浮上。また同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏がすでにコンタクトをとっていると伝えられている。
マドリードでのプレーを熱望しているとも解釈できるコメントを残しているポグバであるが、現在ユナイテッドで年俸1700万ユーロ(約21億円)を受け取っていることが移籍する場合の最大の障壁になると『アス』は指摘。
マドリードの選手ではウェールズ代表FWガレス・ベイルが現在クラブ内最高年俸の1500万ユーロ(約19億円)を受け取っており、マドリード首脳陣はこのポグバの年俸面で頭を悩ませていることが予想される。
なお、マドリードは来季のタイトル奪取に向けて今夏は約5億ユーロ(約629億円)を用意してポグバのほかにチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールなど複数のビッグネーム獲得に向かうものとみられる。
果たして同クラブはライオラ氏との交渉においてポグバの年俸面でどのように折り合いをつけるのだろうか。
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