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燦然と輝く才能。世界を席巻するティーンエイジャー5選

数多くの経験も実績も十分なトッププレーヤーがいる中で、颯爽と現れてセンセーショナルな活躍を見せ、一躍スターダムを駆け上る選手も少ないながらに存在する。サッカー界の頂点に立っているといっても過言ではないバルセロナのリオネル・メッシも17歳という若さで、スペインの地で輝きを放ち、世界最高峰の選手へと昇り詰めていった。しかし、育成機関がより効果的に選手を育て上げる今日では、10代から活躍する選手はこれまでに比べて増えたように感じる。そこで今回は、世界を席巻する5名のティーンエイジャーをご紹介する。


ジャスティン・クライファート

クラブ:ローマ

年齢:19

父であるパトリック・クライファート同様に、名門アヤックス・アムステルダムのアカデミーで育成期間を過ごしたジャスティン・クライファート。17歳でアヤックスのトップチームデビューを飾ると、デビューから9か月後には初のハットトリックも記録した。アヤックスでしばらくキャリアを築くかと思われたが、2018年夏の移籍市場でローマに電撃移籍。開幕節のトリノ戦でデビューを果たすと、エディン・ジェコへのアシストを記録した。ローマではチャンピオンズリーグ(CL)の舞台も経験。さらなる飛躍に向けて、順調にキャリアを送っている。


ビニシウス・ジュニオール

クラブ:レアル・マドリード

年齢:18

10代の選手としては破格の移籍金となる4500万ゆーろ(約58億円)でレアル・マドリードに加入したビニシウス。それだけ「ネクスト・ネイマール」にかかる期待は大きかった。2019年までフラメンゴでプレーする予定だったが、前倒して2018年夏の移籍市場でマドリードに加入。Bチームをメインにトップチームの練習に参加しながら、世界へ羽ばたく準備を整えた。マドリードダービーでトップチームデビューを果たしたビニシウスは途中出場をメインに肌で最高レベルのリーグを感じながら、サンチャゴ・ソラーリ監督の就任のタイミングで本格的に才能を見せつけ始める。現在では、マドリードで単独で違いを生み出せる貴重な選手となっている。


マタイス・デ・リフト

クラブ:アヤックス・アムステルダム

年齢:19

恐らく10代の選手の中で最も完成している(伸びしろがないという意味ではない)のがデ・リフトだろう。アヤックス下部組織出身の天才DFは、空中戦、対人能力、ビルドアップ能力、どれをとっても実力派の選手たちに引けを取らない。オランダ代表でコンビを組むフィルジル・ファン・ダイクも良き手本となっているだろう。また、アヤックスの躍進は彼に貴重な経験も提供している。これだけの能力を持ちながら、キャプテンを務めるだけのリーダーシップを持ち、最後方の舞台も経験済み。ビッグクラブが欲しがらないわけがない。


ジェイドン・サンチョ

クラブ:ボルシア・ドルトムント

年齢:19

イギリス人の若手選手には珍しく、ドイツで成長することを選んだサンチョ。その決断は正しかったといえるだろう。マンチェスター・シティを離れてからは、チームでのポジションをつかみ取るのに苦労したが、現在では欠かせない選手の1人だ。今シーズン序盤から中盤にかけてのドルトムントの躍進は、彼の存在によるところも大きい。彼が記録した13アシストという記録は、リオネル・メッシやエデン・アザールを上回る数字だ。イングランド代表招集も当然の結果といえるだろう。


ジョアン・フェリックス

クラブ:ベンフィカ

年齢:19歳

1年前に彼の名前を聞いたことのある人がどれだけいただろうか。それだけ、フェリックスの評判はこの1年足らずの時間で急上昇した。16歳でプロ契約を交わしたベンフィカで、トップチームデビューを果たすまでに3年の時間を要した。そして、欧州で最も輝く若手選手として認知されることとなった。今シーズンの公式戦37試合で彼が記録したゴールは16。ヨーロッパリーグではアイントラハト・フランクフルト戦でハットトリックの最年少記録も樹立した。150億円以上の契約解除金が設定されているフェリックスだが、彼にはそれ以上の価値があるだろう。