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レアル指揮官ジダン、去就不透明のフランス代表DFに対する信頼強調

レアル・マドリードのラファエル・バラン 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は去就問題に揺れているフランス代表DFラファエル・バランに対して絶大な信頼を寄せているようだ。現地時間31日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 マドリードと2022年夏まで契約期間を残しているバランの去就を巡っては、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇や昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会など、自身のこれまでのキャリアで数多くのタイトルを獲得したこともあり、新たな挑戦をすべく今夏に所属クラブを変えることを検討していると伝えられている。

 また同選手が今夏に退団する場合は、バイエルン・ミュンヘンやユベントスなどビッグクラブによる争奪戦が展開される可能性が非常に高いものとみられ、同選手の動向には注目が集まっている。

 その中、ジダン監督はバランについて「多くの噂話があるね。人々は彼らの思い描いているように考えて記事に書いているが、重要なのは選手が考えていることである。彼はここで非常にうまくやれているよ」と同選手がこれまでクラブにもたらした功績を称賛。

 また同監督は「彼はすでに8年もマドリードでプレーしており、驚異的なパフォーマンスを見せてきた。彼に関する記事は目にしたが、私は彼がここで幸せだと思う」と語っており、バランが来季もマドリードでプレーすると考えているようだ。

 これまでマドリードに多大なる貢献を果たしてきたバランであるが、良好な関係にあるジダン監督が引き留めることになるのだろうか。