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レアルのフランス代表DF、今夏退団の可能性に言及せず 「将来について話したくない」

レアル・マドリードのラファエル・バラン 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バランはどうやら自身の去就について何も明かしたくないようだ。現地時間21日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2011年夏にRCランスからマドリードに加入したバランは加入当初は出場機会に恵まれなかったものの、現在はセンターバックの主力として必要不可欠な存在となり、昨季までのチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献。今季はここまで公式戦34試合で先発出場を果たしている。

 ところが同選手は2022年夏まで契約期間を残しているのにも関わらず、数多くのタイトルを勝ち取ったこともあり、新たな挑戦をすべく今夏に所属クラブを変えることを検討しているとフランス紙『レキップ』が伝えられている。

 その中、バランはフランス紙『ル・パリジャン』のインタビューに対して「僕自身の将来について話したくないね。公に自分の今後を議論する人間ではない」と去就について内容を明かしていない。

 ただジネディーヌ・ジダン氏が再びマドリードの指揮官に就任したことについては「(ジネディーヌ・ジダン氏がいなかった)約9ヵ月間は決して長いとは思わなかった。まるで昨日のように感じるよ。僕は監督として、そしてひとりの人間として彼に感謝している。僕にとって非常に重要だった」と語っており、同氏を高く評価しているようだ。

 今夏マドリード退団の可能性があるという憶測が広まる中、果たしてバランの心中はどのようなものであるのだろうか。