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セスクの新天地はモナコに決定! アーセナル在籍時の同僚と再タッグ結成

 ASモナコは現地時間11日、チェルシーから元スペイン代表MFセスク・ファブレガスの獲得を公式発表している。

 来夏に契約満了を迎えるセスク・ファブレガスは今季、マウリツィオ・サッリ監督のもとでここまでリーグ戦でわずか1試合の先発出場にとどまるなど、出場機会を得られておらず、本人も退団を示唆する言葉を残していると伝えられていた。

 また5日に行われたFAカップ3回戦・ノッティンガム・フォレスト戦ではキャプテンマークを巻いて先発出場を果たすと交代でピッチを去る時に涙を流していたことから、今冬退団が確実であるという見方が広まっていた。

 セスクを巡っては当初ミランが獲得に興味を示していたものの、トルコの強豪・フェネルバフチェに加え、同選手がアーセナル在籍時の同僚であった元フランス代表のティエリ・アンリ監督率いるモナコが獲得に名乗りをあげていたが、モナコがこの争奪戦を制している。

 同クラブは2022年夏までの3年半で契約を結んだほか、スペイン紙『マルカ』が報じるところによると移籍金は800万ユーロ(約10億円)から1000万ユーロ(約13億円)の間の金額になっているようだ。

 なおモナコは現在リーグアンで19位と降格圏内に沈んでいる。果たしてかつてのアーセナルの黄金期を経験している2人がシーズン後半戦での巻き返しの起爆剤となるのだろうか。