プレミアリーグ チェルシー

チェルシーで構想外のケーヒル、プレミアリーグ内で今冬レンタル移籍へ

 チェルシーのイングランド代表DFガリー・ケーヒルはプレミアリーグ今季昇格組であるフラムへの今冬移籍が濃厚となっているようだ。現地時間2日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ケーヒルは昨季までの不動のセンターバックとしてチームを支えていたものの、今夏に就任したマウリツィオ・サッリ監督のもとでリーグ戦わずか21分の出場にとどまるなど構想外となっている。

 今季終了後に契約期間が満了を迎える同選手を巡っては、以前からミランが獲得に興味を示していたもののファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えていることもあり争奪戦から撤退。

 その後は移籍先候補にインテルやローマの名前が挙がっていたものの、どうやらフラムへのレンタル移籍で決着を迎える見込み。フラムは現在勝ち点14の19位に沈んでおり、守備陣の強化が急務となっている。

 イタリア行きの可能性が低くなったものの、レスター・シティでプレミアリーグ優勝経験を持つイタリア人指揮官のクラウディオ・ラニエリとともに仕事することになりそうだ。