Jリーグ 鹿島アントラーズ

コンサドーレ札幌レジェンドによる北海道地震の復興支援プロジェクト開催

 かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)で2001年から9シーズンに渡り活躍した曽田雄志氏が発起人となり立ち上げた『A-solution復興支援プロジェクト』が18日に行われ、北海道胆振東部地震の被災地となった厚真町の子供たちがスポーツ選手との交流を楽しんだ。

 子供たちはバスで札幌市内へ移動した後、Jリーグ、プロ野球、バレーボールなど憧れの選手たちとの様々なスポーツを通じて交流を深め、充実に満ちた1日を送っていた。

 今回の地震で被害を受けた札幌市清田区出身であり、現在は鹿島アントラーズでプレーしているDF西大伍は復興支援活動の一環として行われたこのイベントについて「震災復興支援プロジェクト『厚真っ子 全員集合!!』皆さんのおかげで開催できました。始球式での空振り、やりたかったやつ」と自身のSNSを通じて語っている。

 また北海道コンサドーレ札幌のMF早坂良太は「子どもたちの笑顔が一番」と北海道コンサドーレ札幌の公式ツイッターアカウントを通じてコメントを残している。

 なおこの復興支援プロジェクトはクラウドファンディングサイト『GoodMorning』を利用して支援者から資金を募っており、19日15:00の時点で約230万円もの資金が集まっているようだ。北海道に限らず、これまで大きな災害で被災している地域におけるスポーツ選手の手による支援活動は今後も続く。