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香川真司、独メディア選定「ファブレ体制の敗者」に選ばれる…

 ボルシア・ドルトムントのMF香川真司が今冬にも移籍する可能性が浮上している。ドイツメディア『sport.de』が伝えている。

 同メディアによると今季から同チームを指揮するルシアン・ファブレ監督で信頼を失っている選手を「ファブレ体制の敗者」と題し、苦境に陥っている11選手を紹介。そのトップとして香川の名が挙がっている。

 現在ブンデスリーガ首位に立ち、UEFAチャンピオンズリーグでもグループ首位に立つ絶好調のドルトムント。そんな中、香川は足首を負傷したこともあり、公式戦4試合に出場しプレイ時間はわずか204分となっている。

 記事では「観客のお気に入りからリザーブ選手へ」というタイトルで「日本人のゲームメーカーは現在のドルトムントで最も有名な犠牲者の一人。カガワはクラシックな10番タイプでファブレ監督のシステムに合わず、スイス人指揮官の下、わずか4試合にしか出れてない。冬に退団する可能性も除外できない」と評価した。

 ロシアワールドカップ以降は日本代表にも召集されていない香川。このまま、結果を残せなければ今冬に移籍を選択することになるかもしれない。