プレミアリーグ エバートン

開幕2連敗からの4連勝。アーセナルがエバートンに勝利した3つの理由

アーセナルは24日、プレミアリーグ第6節でエバートンと対戦して2-0で勝利を飾った。開幕2連敗スタートとなったものの、エバートン戦の勝利で4連勝。新監督ウナイ・エメリの方向性が徐々に定まってきた印象だ。そこで今回は『sportskeeda』が特集した「アーセナルがエバートンに勝てた3つの理由」をご紹介したい。


圧巻だったペトル・チェフ

1996年以来、本拠地でエバートンに敗れてないアーセナルだが、前半はギリギリのパフォーマンスであった。最初の55分間でベストなプレーを見せたのはGKのペトル・チェフだ。6つの重要なセーブをみせ、ボックス内で2つのデュエルに勝利。この試合でプレミアリーグ通算1000セーブ目を記録した。1対1の対応も見事であり、シュートストップの技術は圧巻。足元にやや難がある点を差し引いてもチームに欠かせない存在となっている。


創造性が戻ったアーロン・ラムジー

前回のエバートン戦でもハットトリックを記録したラムジーだが、最初の55分間ではワーストプレイヤーの一人であった。パスを通せずにボールへの関与も少なかった。ハーフタイムでの交代を望んでいるサポーターもいたほどだ。しかし、後半は真価を発揮して2アシストを記録した。ゴールに近いエリアでボールを受けて、決定的なパスをフォワードに供給。不調なエジルに代わってチームに欠かせないプレイヤーとなっている。


2トップの連携

先発出場したオーバメヤンとラカゼットのコンビがチームを勝利に導いた。2人の連携は向上しており、相乗効果で互いの能力をあげられる。2試合で2ゴールを決めたラカゼットは先発の座を掴み、オーバメヤンはプレミアリーグ19試合に出場し、12ゴールと圧巻の決定力で存在感を放ち続けている。両者が先発した試合は5試合。そのうち3試合で両者ともゴールを奪っている。