プレミアリーグ

注目すべき!プレミアリーグの若手有望選手TOP5

巨額な移籍金で華やかな印象が強いプレミアリーグだが、毎年のように隠れたニュースターが誕生している。今年ブレイクを果たす若手選手は誰になるだろうか?米メディア『フォックス・スポーツ・アジア』が特集した若手選手をご紹介したい。


ライアン・セセニョン

所属:フラム
年齢:18歳
昨季リーグ成績:46試合出場15ゴール(イングランド2部)

18歳のライアン・セセニョンはおそらく世界で最も注目すべき若手選手の一人だろう。昨季は2部で16ゴール、8アシストを記録。プレミアリーグ昇格に大きく貢献した。現在は左サイドのウイングが主戦場となったが、昨季はサイドバックでもプレー。守備にも積極的に取り組む姿勢はビッククラブで活躍する可能性を高めている。今季は1部復帰のフラムで飛躍を遂げるだろう。


フィル・フォーデン

所属:マンチェスター・シティ
年齢:18歳
昨季リーグ成績:5試合出場(プレミアリーグ)

プレミアリーグ昨季王者に所属しており、出場機会を得ることは容易ではない。しかし、フィル・フォーデンにとって世界最高峰の選手、監督とトレーニングを行えることは素晴らしい環境と言えるだろう。ジョゼップ・グアルディオラ監督はその才能を高く評価しており、UEFAチャンピオンズリーグの大舞台でも起用した。U-17ワールドカップでは大会のベストプレーヤーに輝きゴールデンボール賞を受賞。今季はケビン・デ・ブライネが怪我で長期離脱することが決定したため、フォーデンに与えられるチャンスも増加するはずだ。


ディオゴ・ジョッタ

所属:ウルバーハンプトン・ワンダラーズ
年齢:21歳
昨季リーグ成績:44試合出場17ゴール(イングランド2部)

昨季は17得点6アシストを記録し、優勝に大きく貢献。2部レベルでは十分に通用することを証明した。ウルバーハンプトンにはルベン・ネベスやレアンデル・デンドンケルのような才気溢れるプレイヤーが多く在籍しており、今季注目すべきクラブの一つだ。ただ、目標はあくまで残留。ジョッタにはプレミアリーグでも引き続きアグレッシブさをアピールし、自らの価値を証明し続けることが求められている。


マッテオ・グエンドウジ

所属:アーセナル
年齢:19歳
昨季リーグ成績:18試合出場(フランス2部)

プレミアリーグ開幕戦で19歳のマッテオ・グエンドウジを先発に抜擢したことは多くの人間を驚かせた。ピッチ上で多少の混乱は伺えたが、それでも初出場にしては今後に期待をもたせるパフォーマンスと評価できるだろう。グエンドウジは試合の鍵を握るパスを供給することに加え、危険なポジションでボールを奪い取る能力を持っている。19歳の年齢を感じさせないゲームの流れを読む力はアーセナルの希望だ。ウナイ・エメリ監督は新チームの舵取りに苦戦しており、先発選手の変更が行われるかもしれない。それでもアーセナルが本当に未来を改善しようとしているのであれば、彼を起用し続けるべきだろう。


カラム・ハドソン=オドイ

所属:チェルシーU-23
年齢:17歳
昨季リーグ成績:2試合出場(プレミアリーグ)

まだチェルシーのU-23が主戦場となっているが、マウリツィオ・サッリ新監督のもと素晴らしいプレシーズンを過ごしたことは間違いない。トップチームの同ポジションにはエデン・アザールが君臨しており、簡単に出場機会を得ることは出来ないだろう。しかし、アザールはハドソン=オドイにとって素晴らしいお手本となるはずだ。ハドソン=オドイはすでにコミュニティー・シールドで出場機会を得ており、プレミアリーグレベルの試合で十分にプレーできていた。サッリ監督がリーグカップ戦などで起用する可能性は十分にある。そこで結果を残せば、自ずとプレミアリーグの出場機会も増やすことが出来るはずだ。