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レアル、依然としてインテル移籍の可能性が残るモドリッチの後釜は?

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチには依然としてインテル移籍の可能性が残されているかもしれない。15日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。

 同選手の去就を巡っては、インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は「全てのインテリスタと同じように私もモドリッチ獲得を夢見ている」というコメントを残しており、同選手獲得を熱望。

 しかしレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は2020年までクラブとの契約期間を残している同選手に7億5000万ユーロ(約970億円)という天文学的な値札をつけており、放出には一切応じない姿勢を見せていた。

 モドリッチ本人も先週に全体トレーニングに復帰しており、日本時間16日未明に開催されるUEFAスーパーカップ・アトレティコ・マドリード戦にも出場することが確実視されている。そしてクラブ首脳陣は同選手の放出を阻止すべく年俸1000万ユーロ(約12億6000万円)による新契約締結を急ぐ構えを見せている。

 ただモドリッチの代理人がマドリードに対して同選手の今夏退団を促しているものとみられ、依然として去就は不透明である模様。そのモドリッチの後釜としてマドリード首脳陣はトッテナム・ホットスパーのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン獲得に向けてトッテナムへの接触を図ったものの、トッテナムは2億ユーロ(約262億円)という法外な値札をつけているものとみられ、同選手獲得が非常に厳しい状況となっているようだ。