ラ・リーガ セビージャ

バルサ、米ツアー離脱のA・ビダルが11億円で古巣セビージャに復帰

 バルセロナはDFアレイクス・ビダルが古巣セビージャに復帰することでクラブ間合意に達したことを4日深夜にクラブ公式サイトを通じて発表した。

 アレイクス・ビダルは2015年夏にセビージャからバルセロナに加入したものの、2015/16シーズンにリーグ戦わずか6試合の先発出場にとどまると翌シーズンには右足首負傷によりシーズン後半戦を棒にふるなど、不本意なシーズンに終わっていた。

 同選手の去就を巡っては、出場機会の少なさから昨夏にもバルセロナ退団の可能性を指摘する声が周囲からあがるなど不透明な状況が続いていたが、今夏アメリカで開催されているインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)からの離脱が現地時間4日に発表されると、古巣復帰という形で決着。

 公式サイトが伝えるところによると、セビージャは移籍金850万ユーロ(約10億9000万円)に加え、状況に応じて200万ユーロ(約2億5000万ユーロ)をバルセロナに支払うようだ。またバルセロナは3シーズンで公式戦49試合に出場した同選手に対して「クラブへの尽力に感謝し、将来、成功と幸運に恵まれることを祈っている」と感謝の言葉を添えている。