プレミアリーグクラブにおすすめしたいブンデスリーガでプレーする8選手

移籍市場の選手獲得の締め切りを、従来の8月31日から8月9日に前倒しているプレミアリーグ。各クラブが早め早めに選手の補強をへと動き、ウェストハム・ユナイテッドなど中堅クラブの派手な補強も目立った。今回は英メディア『fourfourtwo』が紹介した、プレミアリーグのクラブにおすすめしたいブンデスリーガでプレーする8選手を、少し内容を改めて皆さんにご紹介する。

アルフレズ・フィンボガソン

クラブ：アウクスブルク
獲得を勧めたいクラブ：ニューカッスル、サウサンプトン

ブンデスリーガを普段から観ている人たち以外から過小評価されているのがフィンボガソンだ。強さと機動性があり、結果も残している。彼はゴールスコアラーを必要としているサウサンプトンとニューカッスル・ユナイテッドに適しているだろう。英語を話せるということもアドバンテージになるはずだ。

カルロス・サルセド

クラブ：アイントラハト・フランクフルト
獲得を勧めたいクラブ：ウェストハム

速さと1対1に優れたメキシコのセンターバックはロシアワールドカップでも4試合すべてに出場。ジャック・ウィルシャーなど、攻撃面でアップグレードを図るウェストハムの、守備面の改善策に彼は適している。労働許可さえ下りれば、有力な補強候補になるだろう。

ニクラス・フュルクルク

クラブ：ハノーファー
獲得を勧めたいクラブ：ニューカッスル

昨シーズン、26のリーグ戦に出場し14ゴールを記録したフュルクルク。古典的なナンバー9はボックスの中で真価を発揮する。彼はゴールの前で素早く、決定的だ。プレミアリーグに近づいてきたブンデスリーガのスタイルの中でも、彼は適応力を見せている。

ケビン・フォクト

クラブ：ホッフェンハイム
獲得を勧めたいクラブ：チェルシー

マウリツィオ・サッリの指揮官就任により、チェルシーにはフットボールフィロソフィーの変化が訪れるだろう。フォクトはチェルシーのための重要な選手となり得る。フォクトはユリアン・ナーゲルスマンの下、ボールの扱いに長けたセンターバックへと進化した。バイエルン・ミュンヘンが獲得に関心を示していると報じられるほどだ。サッリがディフェンダーがビルドアップの大部分に参加することを望むなら、彼の獲得に動く可能性はあるだろう。

ブラディミール・ダリダ

クラブ：ヘルタ・ベルリン
獲得を勧めたいクラブ：クリスタル・パレス

クリスタル・パレスは中盤の補強を見据えている。そこで、ドイツで131試合のリーグ戦に出場し、急速に力をつけているダリダを勧めたい。彼はピッチの広範囲をカバーし、前に出ることを恐れない。今シーズンに降格を避けたいなら、ダリダはチームにとっての1つのブーストになるはずだ。ルーベン・ロフタス＝チークなどの代わりとなる安価な選手だろう。

ハメス・ロドリゲス

クラブ：バイエルン（レアル・マドリード）
獲得を勧めたいクラブ：マンチェスター・ユナイテッド

昨夏にマドリードからバイエルンにハメスが加入した際、彼の活躍に疑問の声も挙がったが、彼はプレーと結果でプロフェッショナルだということを示し、疑問の声は窓から外に捨てられた。バイエルンでもう1年ローンを残しているが、バイエルンが代替手段を検討しているとの噂もある。彼のパフォーマンスを見るとユナイテッドにとって完璧な選手だ。ドイツでの成功を考えれば、ユナイテッドを1人の力で復活させる力があると言えるだろう。

マックス・クルーゼ

クラブ：ベルダー・ブレーメン
獲得を勧めたいクラブ：エバートン

誰かがグディンソン・パークでウェイン・ルーニーの穴を埋めなければいけない。現在30歳のクルーゼにとってこれは最後のチャンスになるだろう。彼の左足は巧みで、他のプレーヤーよりも素早くパスに反応することができる。彼は従来のナンバー10のようにプレーすることができる柔軟性も持ち併せている。高い位置からチームをリードして、周囲の選手にチャンスをもたらすこともできる。エバートン新フットボール・ダイレクター、マルセル・ブランドはクルーゼの質をよく理解していはずだ。現在は太り過ぎで批判を浴びることもあるが、フィットネスの状態が良ければ活躍できるだろう。

マルコ・ファビアン

クラブ：フランクフルト
獲得を勧めたいクラブ：ハダースフィールド・タウン

補強はハダースフィールドにとって重要な要素だ。新シーズンにディフェンスをオフェンスにつなげるためには、更なる品質の選手が必要だ。ファビアンはハダースフィールドにいくつかの重要な創造性を与えることができるはずだ。昨シーズンは負傷に苦しんだが、その前のシーズンでは24試合で7ゴールを挙げている。労働許可が潜在的な障害になる可能性はあるが、彼は経験、インテリジェンス、アイデアをもたらすことができる。