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コロンビア代表ファルカオ、イングランド戦での審判団のセットに不満

 モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオはイングランド戦における主審の判定に対して不満を抱いているようだ。4日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。

 日本時間4日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会・ベスト16・イングランド戦では後半の12分のCKの場面において、ファーサイドでエスパニョールのMFカルロス・サンチェスがトッテナム・ホットスパーのFWハリー・ケインを倒したとしてマーク ガイガー主審がペナルティスポットを指さし、イングランドにPKを与えた。

 このイングランド代表に先制点を献上することとなったシーンについて、ファルカオは試合後のインタビューにて「そもそもこの一戦でアメリカ人の審判が担当したことが非常に奇妙に感じた。この試合で僕には多くの疑問があった。主審は英語しか話さなかったし、少なからず偏見があったことが確かだ」と語っており、PKのシーンに限らずガイガー主審がイングランド寄りのジャッジを行っていたと感じているようだ。

 なお同主審はワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2節・ポルトガル対モロッコにおいても、試合中にベシクタシュのポルトガル代表DFペペに対してポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユニフォームを貰うことができるかどうか尋ねていたと言われており、しばらくはこのコロンビア対イングランドにおけるジャッジも含めて周囲から批判を受けることとなりそうだ。