ワールドカップ 代表チーム

マラドーナ氏、無償でもアルゼンチン代表監督に就きたいと発言

 かつてアルゼンチン代表を率いたディエゴ・マラドーナ氏は、再び指揮官の座に就きたいと考えているようだ。4日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 現在、ロシアでは4年に1度のフットボールの祭典である、FIFAワールドカップが開催されている。32ヶ国で始まった優勝を目指す戦いも、ついに手にすることができる国は8つまで絞られた。

 優勝候補の一角としてロシアW杯に臨んだアルゼンチン代表は、初戦から苦戦を強いられた。しかし、グループリーグ最終戦での劇的な勝利により、なんとか決勝トーナメントへ進出した。ところが、ベスト16でこちらも優勝候補のフランス代表と激突し、壮絶な戦いの末4-3で敗北。ロシアを後にしなければならなくなった。

 そんな同国代表の様子を現地で見届けていたマラドーナ氏は、次のように語り、無償でも代表監督に復帰したいとの考えを明らかにした。

「私は無償でも代表監督をしたい。いかなる見返りも求めない。神が私にピッチへ戻る強さを与えてくれたらと思う。築き上げてきた努力がいとも簡単に崩された。気分が悪いよ」

 果たして、2010年以来の現場復帰となるのだろうか。注目が集まる。