代表チーム ポルトガル代表

Cロナウドのユニフォーム巡る主審のやりとりに関してFIFAが声明発表

 国際サッカー連盟(FIFA)は日本時間19日晩に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦のポルトガル対モロッコにて試合中に主審がレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユニフォームを欲しがっていたことを否定しているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 この一戦ではクリスティアーノ・ロナウドが初戦のスペイン戦に続くW杯2試合連続得点を叩き出し、自らのゴールでチームを見事勝利に導いている。ただこの試合の笛を吹いていたマーク・ガイガー主審が前半途中にポルトガル代表のベシクタシュDFペペに対して、クリスティアーノ・ロナウドのユニフォームを貰うことが可能かどうか尋ねていたとモロッコのMFノルディン・アムラバトが試合後のインタビューで発言したことを発端に、大きな議論を呼んでいる。

 この騒動に対してFIFAは「ガイガーはこの一連の内容について明確に否定している」とアムラバトの発言を否定した上で「我々はガイガーがこの試合で模範的、かつプロフェッショナル精神を持って判定を下したと結論づける」と公式声明を発表しているようだ。

 思わぬ形でロシアW杯期間中に騒動に巻き込まれる形となったクリスティアーノ・ロナウドだが、本人は難敵・イランとの一戦に向けて集中していることだろう。