ワールドカップ 代表チーム

盤石ブラジルがメキシコに完勝。日本が勝てば準々決勝で対戦

 日本時間3日に行われたワールドカップロシア大会決勝トーナメント1回戦、ブラジル代表対メキシコ代表の一戦は2‐0でブラジルが勝利を収めた。

 優勝候補のブラジルが前回王者をグループステージで破ったメキシコを迎えたしあいは、メキシコが巧みな策を講じながらブラジルをけん制する。

 人の並びと先発メンバーを少し変えて挑んだメキシコは、素早いカウンターからブラジルゴールに迫る。両ウィングにボールを入れて効果的にチャンスを創り出した。

 一方のブラジルはメキシコの攻撃が今までと違うと見るや、守備のオーガナイズを変えて対応する。

 前半は両者譲らず試合は後半へ。そしてすぐに試合が動く。51分、左サイドに流れていたウィリアンがドリブルで突破してシュート性の低いクロスを送る。中で詰めていたネイマールが押し込んでブラジルが先制する。

 すぐに攻撃的な交代を行って攻勢に出るメキシコだが、ファイナルサードでの精度が低くなかなかゴールに至らない。

 反対に88分、カウンターからネイマールがボールを運び、最後は交代で入ったロベルト・フィルミーノが押し込んで勝利を決定づけた。

 試合はこのまま終了し、ブラジルが準々決勝進出を決めた。