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ロシアW杯では2年前よりスポンサー収入減へ。FIFAの汚職問題が原因

 調査によると、ロシアW杯のスポンサー収入は、2014年ブラジル大会よりも下落したようだ。スペイン『SBIBarcelona』によって報じられている。

 国際サッカー連盟(FIFA)が得たスポンサー収入は、2014年ブラジル大会では16億2800万ドル(約1800億円)だったが、今大会では13億3400万ドル(約1600億円)に減少した。

ジョンソン・エンド・ジョンソンやカストロール、コンチネンタルといった企業がスポンサーから撤退したことが原因に挙げられる。これらの企業の多くは、FIFAで発覚した汚職疑惑を受け、2015年5月に契約を終了していた。

 一方で、中国のスポンサー企業がそれらの役割を引き継いでいる。中国最大の不動産企業、ワンダ・グループは、FIFAの公式スポンサー7社のうちの1社となった。