ブンデスリーガ プレミアリーグ

チェルシー、バチュアイをドルトムントに放出なら76億円以上を要求か

 チェルシーは、今冬にドルトムントへとレンタルで放出したベルギー代表FWミシー・バチュアイの完全移籍には50万ポンド(約76億円)を要求するようだ。18日にイギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。

 2016年夏にマルセイユからチェルシーへと移籍をしたバチュアイ。しかし、同クラブでは出場機会に恵まれず、結局今冬の移籍市場でドルトムントへとレンタルで移籍をすることを決めた。

 すると、ドイツの地で眠れる獅子が目覚めた。デビュー戦で衝撃の2ゴール1アシストを記録すると、その後も結果を残し続け、ここまでドルトムントでは公式戦14試合で9ゴール1アシストを記録している。そんな同選手をクラブはこれからも信頼できると判断したようで、今夏にも買取に向かうとみられている。

 ただ、このレンタル移籍の契約には買取オプションが付随しておらず、完全移籍させるためにはチェルシーとの交渉が必須となる。現時点でチェルシーは少なくとも50万ポンド(約76億円)を要求するつもりのようで、もし仮に6月にロシアで行われるワールドカップで活躍をした場合は更に金額は上昇するようだ。

 先日行われたブンデスリーガ第30節の対シャルケ戦の試合終了間際に負傷でピッチを後にした同選手だが、来季はどのクラブでプレーしているのだろうか。去就から目が離せない。