セリエA ローマ

ローマ、CL準決勝組み合わせ発表前に誤ってチケット販売開始か

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝4試合が日本時間4月21・22日、5月1・2日の未明に行われるが、どうやらローマは組み合わせ抽選会が行われる前に、ホーム開催分のチケット販売を行っていたようだ。13日、『Calciomercato.com』をはじめイタリア国内の複数メディアがこれを報じている。

 日本時間の13日晩に行われたCL準決勝の抽選会ではバイエルンがレアル・マドリードと、そしてリバプールがローマと激突することが決まっており、併せて1stレグはそれぞれバイエルンとリバプールのホームで開催することが発表されている。

 しかしローマは組み合わせ抽選会が行われる前日に「1日(日本時間)のリバプール戦」としてチケットを販売開始していたことが明らかになっている。奇しくも開催日程や対戦相手まで含めて実際の抽選結果と一致しているため、今後何らかの疑惑が持ち上がる可能性は否定できないものとみられる。

 なおローマはCL準々決勝1stレグでバルセロナに1-4で敗れていたものの、先週なかばにホームのスタディオ・オリンピコで開催された2ndレグでは3-0と大逆転劇を起こし、1983/1984シーズン以来のベスト4進出を果たしており、ファンからクラブ史上初のCL制覇を望む声が上がっている。