ヨーロッパリーグ プレミアリーグ

Dr.TRIBE【試合診断書】EL準々決勝2ndレグ CSKAモスクワ対アーセナル

日本時間13日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグ CSKAモスクワ対アーセナル。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両チームの監督とレフェリーについての分析、評価をする。

アーセナルMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ダニー・ウェルベック

貴重なゴールを挙げ、アグリゲートスコアでも余裕を持つことができたアーセナルを、精神的に大きく助けた。1対1もほとんど負けていない。

アーセナルTHW(ザ・ハード・ワーカー):モハメド・エルネニー

高いパス成功率でボールの循環役になると共に、正確なタックルも見せた。チームを精神的に楽にする貴重なゴールのアシストも記録している。

アーセナルMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):アレクサンドル・ラカゼット

彼にボールが届かなかったこともあるが、ほぼ何もできずに試合が終わった。

アーセナル監督:アーセン・ベンゲル

試合前にも強調していたように、先制点を奪われないことを狙いとして試合に臨んだが、先に2失点。構えて守るという普段のアーセナルではあまり見せない戦い方に選手はあまり馴染んでいないように見えた。後半は5バックを採用していたが、ピッチの横幅はカバーしきれておらず、準備不足感は否めず。普段と同じような戦い方に変えてから2得点を挙げた。

CSKAモスクワ監督:ビクトル・ゴンチャレンコ

失点のリスクマネジメントをしっかり行いながら試合を進め、2点を先取することに成功する。ジャゴエフの予定外の退場が事態を好転させ、交代以降効果的な攻撃。サイドで数的有利を作り出したことは評価できる。カウンターをつぶし切れず失点してしまったが、準備を行ってきたことが良くわかる試合だった。

主審:フェリックス・ツバイヤー

ラムジーがクロスを手で止めたように見える場面はPKの判定でも良かっただろう。ラムジーの腕は体から離れているように見えた。それ以外では問題なくレフェリングを行った。


アーセナルはELを優勝?

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名前:菊池大将
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