Jリーグ 柏レイソル

柏レイソル、全北現代に完敗。2位天津権健の結果次第でグループステージ敗退決定

 ACLグループステージ・グループE第5節、柏レイソル対全北現代モータースが4日に行われた。

 前半、柏は苦しい試合展開を強いられる。フィジカル面で劣勢に回り、なかなか主導権を握れない。すると、前半15分に早くも試合が動く。右サイドのクロスから全北現代FWリカルド・ロペスがシュート。一度はミートしなかったが、自らこぼれ球を押し込み全北現代が先制に成功する。反撃に出たい柏だが、効果的な攻撃は伊東純也の個人技での突破のみ。伊東のカットインからのシュート、絶好のクロスボールからのシュートもGKに阻まれた。得意の連動したサイド攻撃を繰り出せないまま、0-1のビハインドでハーフタイムを迎えた。

 後半もなかなか主導権が掴めない展開が続く。ボールを保持しながら、全北現代の守備にハーフウェイラインから前進することができない。そして試合を決める決定的なゴールが生まれる。後半77分、柏は右サイドを深く抉られると全北現代MFキム・ミンジェのマイナスのクロスに李東国が鮮やかなダイレクトボレーをゴール右隅に決められ、追加点を献上した。その後もゴールは遠く、2-0で全北現代が勝利を収めた。

 日本時間4日21時から天津権健対傑志が行われ、天津権健は引き分け以上が突破が確定。柏レイソルの敗退が決定する。