
改修後のカンプノウの予想図 写真提供:fcbarcelona.com
バルセロナは、本拠地であるカンプ・ノウを2019年から4年かけて大改修するようだ。20日にイギリス『ザ・サン』が報じた。
カタルーニャ語で「新たなスタジアム」を意味する、バルセロナの本拠地カンプ・ノウ。欧州最大のスタジアムであるカンプ・ノウは、開場から60年が経過しており、老朽化が問題となっている。そこで、同クラブは本拠地の改修を決定した。
改修後は、座席が1200席増設されて収容人数が10万5000人となるだけでなく、全席が屋根で覆われるようになるようだ。更に、屋根で回収した雨水をピッチの水撒きに利用したり、太陽光発電によって得られた電力を芝生の生長を促す照明装置に使用するといった、合理性も兼ね備えるという。
改修にかかる費用はおよそ6億2000万ユーロ(約820億円)とみられており、その資金の一部である2億2600万ユーロ(約300億円)を、まもなく発表される命名権の売却によって捻出するつもりのようだ。
2019年から着工予定となっており、2022-2023シーズンでの開場を予定しているという。ちなみに、改修は東京ドームなどを手掛けた日本の日建設計が担当することになっており、更にスタジアムの設計も日本の勝矢武之氏が担当するなど、日本と非常に縁の深いスタジアムとなっている。
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