プレミアリーグ トッテナム

トッテナム会長、レアルが狙うFWケインの残留に自信? 年俸増額で引き留めか

 トッテナムの会長ダニエル・リービー氏は、FWハリー・ケインの残留に自信を見せている。11日、伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が、同会長のコメントを紹介した。

 2017年に56得点を上げ、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドらを抑え、欧州主要リーグでの最多得点を記録したケイン。トッテナムで輝きを放つこのストライカーについては、移籍の噂が絶えないのが現状だ。レアル・マドリード会長フロレンティーノ・ペレス氏が興味を示していることも再三のように伝えられている。

 ケインはトッテナムと2022年まで契約を結んでいるが、過去にルカ・モドリッチやガレス・ベイルがマドリードへと去った経緯もある。そのことが、主力放出という不安をより一層煽っていると言えるだろう。とはいえ会長のリービー氏は、来季も大黒柱をチームに残すことができると考えており、「ケインは、我々のところに残る」と、その可能性を示唆している。

さらに「我々が残したい全ての選手は来季もここでプレーする。100パーセント確実だ」と、イギリス『スカイ・スポーツ』に語った。

 また、トッテナムはケインの年俸を約1000万ポンド(約16億円)に増額し、引き留めに動くとも伝えられている。移籍か、残留か。今後の進展に注目が集まる。