ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

クロップ監督、バイエルンへの“移籍”の噂を代理人が完全否定

 ユップ・ハインケス監督が指揮するバイエルンは来季からの監督してリバプールのユルゲン・クロップ監督にオファーを出しているとの報道がでていた。そしてこれに対して同監督の代理人が言明している。3日、英紙『デイリー・ミラー』が報じた。

 今シーズン始めのカルロ・アンチェロッティ監督解任後、バイエルンはハインケス監督が指示する。“報道”によるとハインケス監督は同クラブの一時的な“緊急策”でありシーズン終了後に新監督を選ぼうとしているというのだ。しかし同監督の代理人は「そんなことは聞いたこともない」と完全否定している。

 この件に関しては同監督同様にボルシア・ドルトムント監督を勤めたトーマス・トゥヘル監督への交渉も報道されていた。しかしそれをすべて一蹴するかのようにバイエルは現在ブンデスリーガの首位につけ2位のシャルケに11の勝ち点差をつける。そしてチャンピオンズ・リーグのグループステージを勝ち抜きベスト16の試合が控える。

 プレミアリーグでは苦戦しているものの、クロップ監督が名将たることは確かに事実だ。そのためのこの“噂”なのだろう。しかし噂は噂でありそれ以上でもない。これは現在首位のクラブの監督に対していささか不名誉で失礼なものだ。