プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

ウェストハム、降格圏低迷でサポーターが我慢の限界。地元警察に通報が殺到

 プレミアリーグに所属するウェストハム・ユナイテッドのサポーターが地元警察に緊急電話をかけることが問題となっている。20日、英紙『テレグラフ』が報じた。

 ウェストハムは現在プレミアリーグ降格圏の18位と低迷。今月6日にはスラベン・ビリッチ監督が解任され、デイビッド・モイーズ監督が就任。新たな船出を迎えている。

 しかし、サポーターはモイーズ監督就任に拒否反応を示している。同監督は2013年から指揮を執ったマンチェスター・ユナイテッドで無冠。チャンピオンズリーグの出場権まで失い、32試合で解任。その後、レアル・ソシエダを1年で解任されると、昨季はサンダーランドをチャンピオンシップ(英2部)に降格させてしまった。監督としての手腕に疑問符が付くのは当然だろう。

 そして20日、就任1試合目となった第12節ワトフォード戦に0-2と敗れたことでサポーターの怒りが爆発。地元クラブの不振を警察の緊急電話用ダイヤルに通報するサポーターが続出しているようだ。

 地元警察はこの事態にTwitterで「我々は(ウェストハムの不振に)何もすることができない」と反応。999番通報は緊急事態の時だけするように呼びかけている。