代表チーム プレミアリーグ

チェルシー率いるコンテ監督がイタリア代表に復帰か。W杯後に協会が打診予定

 イタリアサッカー協会は、チェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督に対して2018年のロシアW杯終了後に復帰要請を行う予定であると、10日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 コンテ監督は昨シーズン終了後にチェルシーと新契約を締結したものの、今夏の移籍市場で自身が望んだような補強をすることができなかったことに不満を感じており、それが原因となって今シーズン限りでチェルシーの監督を退任するのではないかという噂が流れていた。

 そのような中、2018年のロシアW杯・欧州予選でスペインの後塵を拝する結果となってしまい、プレーオフに回ることが確定したイタリア代表が同監督の復帰を検討しているようだ。2016年の夏に退任するまで2年間イタリア代表を指揮しており、同年にフランスで開催されたUEFA欧州選手権ではドイツに惜敗するなど結果を残していたことも含めて協会はコンテ監督に対して好印象を持っているようだ。

 また、先週コンテ監督が「イタリアが懐かしいよ。もっと素晴らしい経験ができたらイタリアに帰りたいね。いつになるかはわからないけれど、私の目標はそれ(イタリアに戻ること)だ」と発言したこともあって、実現は近いのではないかとも考えられている。果たして自身の夢を果たすべくイタリアに戻るのかどうか、注目が集まる。