セリエA トリノ

トリノダービーは“完璧主義者”同士の戦い。両監督ともに前節の勝利もチームに不満

 今週末に開催されるユベントス対トリノのトリノダービーは“完璧主義者”による対決となりそうだ。21日イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」が報じた。

 20日のフィオレンティーナ戦に勝利したユベントスは首位を維持し、トリノは同日のウディネーゼ戦での勝利により1ポイント差でミランにつぐ5位につけた。両チーム今のところ無敗できており、ユベントスはナポリにつぐ2番目の得点力を誇る。しかし次節はトリノに本拠地を置く両チームのトリノダービーがありマッシミリアーノ・アッレグリ、シニシャ・ミハイロビッチ両監督はその緊張を緩めることができない。

 アッレグリ監督は試合終了後、足早にグラウンドをあとにし、その後の会見でも失点がなかったにもかかわらず守備のミスが多すぎことを指摘しさらなる完璧さを求めた。ミハイロッビッチ監督においては後半戦残すところあとわずかで同点に追いつかれそうになった自チームに対して激怒している。そして同監督は試合後のインタビューでこの勝利自体はデルビーへ向けてプラスになるとしたものの、自チームのミスの多さに対しての怒りを隠さなかった。

セリエA第6節ユベントス-トリノのキックオフは23日の20:45になる。両チームが火花を散らすこのデルビー、見逃すことができない試合になりそうだ。