セリエA ミラン

ミラン、生え抜き19歳FWが攻撃陣を牽引。3試合連続で先発へ

 昨季、プリマベーラ(ユース)からトップデビューを果した新鋭FWパトリック・クトローネが、リーグ戦3戦連続で先発起用されるとの予想が広がっている。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 クトローネは2007年にミランの下部組織に加入し、昨季5月のボローニャ戦でセリエAデビューを飾った。今季はトップチームに登録され、開幕戦から先発メンバーとして起用されている。優れたゴール嗅覚と確かなテクニックを武器に2試合連続得点を上げている彼は、ビンツェンツォ・モンテッラ監督からの信頼も得ているようだ。またペナルティーエリア内でのプレーが、チームのレジェンドであるフィリッポ・インザーギ氏(現ベネツィア監督/セリエB)を彷彿とさせることも、ファンからの期待を集める理由となっている。

 このまま現在の好調を維持し、今季ミランに加入したニコラ・カリニッチやアンドレ・シルバとのポジション争いを制して、今後も先発メンバーに名を連ねることができるだろうか。背番号「63」の若きストライカーの活躍に周囲の目が向けられそうだ。