ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

レアル“近年”最高の移籍との声も。Cロナに匹敵するクロースの貢献

 2014年のワールドカップでドイツ代表の一員として優勝に貢献した後、バイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードへと移籍したトニ・クロース。彼は現在のマドリードには欠かせない存在となっている。その存在感の大きさを、6日、スペイン『マルカ』が紹介している。

 クロースはレアル・マドリードに所属する選手の中でクリスティアーノ・ロナウドに匹敵する出場数を誇っている。マドリードの背番号8を背負う彼は、2014年に入団してから現在に至るまで、公式戦147試合に出場している。これはチームの公式戦の実に86%にもなる。さらに、C・ロナウドとは出場数が1試合しか差がない(C・ロナウドは148試合に出場)。在籍中に監督が3人変わったのにも関わらず、常に出場し続けられることは驚異的なことだろう。

 このように多くの試合に出場できる背景には、継続的に高パフォーマンスを披露していることが挙げられる。そして、同じMFのルカ・モドリッチやカジミーロとは異なり、怪我が少ないことも挙げられる。

 バイエルンで出場機会を失っていた同選手を、たった3000万ユーロ(約39億円)で獲得できたことは近年の移籍市場で最も成功した例のうちの一つに挙げられる。これからも彼の活躍から目が離せない。